THEMES FROM CALMI CUORI APPASSIONATI / ENYA
 邦画「冷静と情熱の間に」のテーマ曲集とか。'01年リリース。日本企画盤でしょうか? これまでのヒット曲に、新曲を加えたという構成。"Orinoco Flow""Anywhere Is"が私でも知っているヒット曲。新曲はどれだか分からないのですが、これまでの方向性に変わりはないということは分かる。というか、デビュー時から終始一貫しているか; ヒーリング・ミュージックということで、持てはやされているが、私の心はこんなもんじゃ癒されないよ。 (純生)


FAIRPORT CONVENTION / FAIRPORT CONVENTION
 イギリスのトラッド・バンドの'68年リリースの1st。女性Voはいますが、まだSandy Dennyではありません。ケルティックなメロディもまだ皆無です。ヴァイオリンもありますが、トラッドっぽさもそんなには感じません。上品なロックという感じ。男女コーラスがとても流れるようで美しいです。"Chelsea Morning"はベスト・アルバムで先に聴いているからかもしれないけど、とても好きな曲です。流麗な感じの曲調で、女性Vo曲です。Bob Dylan, Joni Mitchellのカヴァーもやってます。 (純生)


PLEASE TO SEE THE KING / STEELEYE SPAN
 イギリス出身のトラッド・バンドの'71年リリースの2ndでしょうか。フィドル奏者がいて、ケルトのメロディが満載です。その上に、Maddy Priorの美声が聴けるのですが、文句なしに楽しめます。Maddyの歌は本当に素晴らしいです。これ聴いて改めて思ったのです。ぞくぞくさせられます。ダンス・チューンで歌ってしまったような"Female Drummer"が一番好きです。発音もとてもきれいに思います。 (純生)