AR SEIZH AVEL ON SEVEN WINDS / KORNOG
フランスのブルターニュ地方のケルティック・バンドのアルバムです。聴くのは2枚目。以前聴いたアルバムよりも、演奏がとてもスリリング…と思ったら最初の数曲だけ?
インスト曲メインで、男性Voの歌曲がちょっと。BOTHY
BANDがやっていることをフランスでやった…という日本語の宣伝文句にぴんときましたが、確かにその通りで、ほんとBOTHY
BANDのような正しいケルトをやられています。BOTHY
BANDよりも素朴で、自己満足っぽい演奏が続くのはいまいちで、BOTHY
BANDほど気に入るわけはないです。フランスっぽさってのが、もっと分かると面白いんでしょうけど。 (純生)
LAST LEAVES / MALINKY
スコットランドのトラッド・バンドの'84年リリースの1st。日本盤も出てます。G/Voのおねいさんを中心とする4人組みです。女性Voメインですが、男性Voも歌います。フィドルにホイッスルといった楽器入り。楽曲はシンプルなケルト。でも若者らしい元気な楽曲。トラッドもあれば、オリジナル曲もあり。いまいち個性が見つけにくいのですが、特徴は女性Voの良さでしょうか。美しい高い声ではないですが、とても自然に流れるような歌メロ。とても歌が上手い人です。 (純生)
RELATIVITY / RELATIVITY
シリー・ヴォザードとBOTHY BANDのメンバーによるバンドの'86年リリースのアルバム。NIGHTNOISEでお馴染み?の女性Vo、Triona Ni Dhomhaillが歌っています。あと男性Voも歌ってます。かなり知られるアイルランド人ミュージシャンとスコットランド人ミュージシャンが一緒になってやったということもあり、カタログ本でも名盤扱いにされています。日本盤も出てます。インスト曲と歌ものを交互にやる構成をとっており、やられていることも悪く言えば昔と変わらない…良く言えば非常に安定感があり完成度が正しいケルトをやってます。楽曲の一部に女性Voの良さにぐっときて、スリリングなインストにもぐっとくるけど、これといった曲は見つかりませんでした。正しいのは飽きているのかも。 (純生)