LOVE FOR SALE / MARY COUGHLAN
 ケルト関係の女性Voものと思って買ったのに、聴いてみたら、ケルトではない普通の音楽性の女性Voのライヴ・アルバムでした。'95年リリース。サックスとかピアノとか入って、モダンなジャズっぽい音楽をバックにちょっと渋い声色のおねいさん(おばさん?)が歌っています。正直、私には面白くないです。感想を書く段階になってネットで検索したら、なんとアイルランド出身。元々はアイリッシュ・ミュージックのシーンで活動していた人のようです。初期の音楽性はそれっぽかったのでしょうかね。でもまあ、他のアルバムはあまり興味はありません。Voとしての魅力はあまり感じないので。(純生)


DELIRIUM / CAPERCAILLIE
 スコットランドの女性Vo擁するケルティック・バンドの'91年リリースのアルバム。プロデュースは
Donal Lunny。楽しく陽気なケルトのメロディ全開なのですが、泥臭くなく、洗練されたメロディで、微妙にアイルランドのバンドと違うところが、スコットランドなのか、このバンドの個性なのかは分かりません。ただ、アイルランドのに多少聴き飽きた自分でも、このバンドは新鮮な気持ちで聴くことが出来ます。インストはないのかな。全部、綺麗な声色のおねいさんが歌っています。上品な感じ。どの曲の歌メロもとても印象的。ブズーキ、フィドル、アコーディオン奏者がそれぞれいます。


DREAM HARDER / THE WATERBOYS
 アイルランドのロック・バンドによる'93年リリースのアルバム。初期にはアイリッシュ・ミュージック寄りになり、アコーディオン奏者として、あのシャロン・シャノンも在籍していたバンドです。本作は活動の場をニューヨークに移してのリリース。もうアイリッシュのメロディとかは全然なくて、普通に上品で洗練されていて、、力強かったり、キャッチーなメロディだったりするロック・アルバムです。ギター弾きまくりのオープニングの
"The New Life"がかっこいいです。優しいメロディの"Love and Death"には癒されます。"The Return of Jimi Hendrix"はもうギター・ソロ弾きまくり。今の私はもうこのような普通のロックは軽く聴いてしまうだけですが、若い頃に聴いていたら、もっとのめりこんでいたかもね。曲がほんといいです。(純生)



'08.06.26 / It's So Easy