THE BELLS OF DUBLIN / THE CHIEFTAINS
 アイルランドのアイリッシュ・ミュージック・バンドによる'91年リリースのアルバム。スタジオ・アルバムなんですが、オープニングがあり、聖歌隊による曲があり、ゲストによる曲があり、最後はダンス・チューンのメドレーでダンサーをもまじえての大盛り上がりで、まるで1つのライヴ・ステージを聴いているかのようなアルバムです。ワン・パターンなんですが、初めて聴いた感じはしませんが、いいものはいい。ゲスト・ミュージシャンも多数参加で、私が知っているところでは
Jackson Brown, Elvis Costello…と、そんなところですけど。あとあと、クリスマス・ソングが多数収録されてます。というか、そういうコンセプトなのかも。で、私が心躍るのは終盤に収録されているダンス・チューンのメドレーです。ライヴっぽく、声が入ったりもしてます。そしてステップ・ダンスの足もちゃんと聞こえてくるのが嬉しいです。でも、やっぱり映像で見たほうが楽しいですよね。(純生)


ABYSSINIANS / JUNE TABOR
 イギリスのトラッド・ソングを歌う女性Voの'83年リリースのアルバム。彼女の代表作のようです。'89年に
EUROPEAN TRADITIONAL COLLECTIONというタイトルで15作品のさまざまなアーティストのアルバムの日本盤が出ていますが、本作もその1枚としてリリースされてます。で、彼女のアルバムを聴くのは5枚目。基本的には彼女の歌がメインで、バックの演奏は静かに彼女の歌を支えている。曲によってはアカペラで彼女がしっかりと歌い上げてくれます。でも、いい曲、いい歌なのは分かるのですが、流石に飽きてくるかなあ。名盤とされる1,2枚聴けば、私は充分かも。ヴァイオリンとして、FAIRPORT CONVENTIONリック・サンダースが参加している。(純生)


EXILE / ENYA
 アイルランドのヒーリング・ミュージック系の女性Voの'91年リリースの4曲入り日本盤シングル。当時はヒットしていたので、日本盤でシングルなんかがリリースされていたんですね。'88年リリースの2nd
『WATERMARK』からのシングル・カットです。全曲アルバム収録曲みたいです。タイトル・トラックは『LA STORY』というコメディ映画に提供した曲のようです。で、曲の感想ですが、2ndは聴いてないのですが、想像通りの静かで穏やかな癒し系音楽。とは言っても、私にとっては退屈かなあ。積極的に聴かないでもいいです。
(純生)



'09.03.18 / It's So Easy