GOSPEL OAK EP / SINEAD O'CONNOR
 アイルランドの女性Voの'97年リリースの4曲入りミニ・アルバム。彼女の音源を聴くのは初めてかもしれません。アイルランド出身というだけで、そんなにケルトしていないのかなと思って、積極的に買うこともしなかったような。本作は安く売っていたから。で、優しい歌声。癒し系だけども、Enyaみたいなヒーリング・ミュージックとはまた違って、もっとフォークだし、もっと分かりやすくアイリッシュ・ミュージックに近いかも。アコーディオン入りの
"Petit Poulet"なんかは、彼女解釈のダンス・チューンなのかも。優しくも明るいメロディ。


BEHIND CLOSED DOORS / FIONA JOYCE
 アイルランドの女性Voによる'91年リリースのアルバム。聴くのは2枚目。メタラー向けのアイリッシュ・ミュージックとして紹介されてましたね(笑)。アイリッシュの楽器を使いつつも、純然たるアイリッシュ・ミュージックではなくて、アコースティックで、モダンでニュー・エイジ・ミュージックっぽいところもある音楽性。そして前面に出ているのは、優しくも、寂しげに歌ってくれるおねいさんの歌。とても繊細で美しい音楽だけども、かなり暗い音楽でもあります。
"Crazy Man michael""Down Where The Drunkards Roll"FAIRPORT CONVENTIONのカヴァー。Sandy Dennyが歌っていた曲でしょうかね。(純生)


6 TRACKS / ENYA
 アイルランドのヒーリング・ミュージック系女性Voの'88年リリースの6曲入り日本盤シングル。Enyaのシングルを聴こう!シリーズもこれで終了のはず。しかし、6曲収録だから、このタイトルとは…いくら黙ってても売れるからって、ひどいよ! 代表曲である
"Orinoco Flow"がオープニング。他のシングルにも収録されていた"Oiche Chiun (Silent Night)"…"きよしこの夜"も収録されてます。"Smaointe"にはPLANXTYのメンバーでもあったイーリアン・パイプ奏者のLiam O'Flynnが参加してます。(純生)



'09.08.22 / It's So Easy