TROLLTAAR / ANCIENT
 ノルウェー出身の2人組ブラック・メタル・バンドの'95年リリースの3曲入りミニ・アルバム。オーソドックスなノルウェーのブラック・メタルっぽいことをやっている…で、いいのでしょうか? 個性的というわけではありません。バックでいい感じで流れているKeyやギター・ソロのメロディがなかなか映えていて、かなり印象いいです。というか、かなり気に入りました。Voは押しつぶしたようなブラック・メタルな声。ときおり、普通声っぽくなる部分がいい。ほのかに女性コーラスも入ってきています。そんな2曲があって、最後の1曲は、アコギも入ってくるKeyによる静かな、もの悲しい感じの曲です。そしてゲストの女性Voの、とてもか弱い歌声が! これ、とてもいいです。胸が締め付けられるような感じ。また繰り返すKeyの旋律が脳裏に残りますね。スペル読みづらくて自信ないけど、"Frelleta Hemmelighet"という曲です。 (純生)


THE CAINIAN CHRONICLE / ANCIENT
 ノルウェー出身のブラック・メタル・バンドの'96年リリースのアルバム。女性VoそしてKey奏者として今をときめくSINERGYKimberly Gossが参加しています(このアルバムのみに参加しているのだと思う)。ブックレットに載っている唯一の写真では、今よりも全然細い顔をされています; でも不健康そうなおねいさんという印象; 基本は寒々しい感じのいかにもブラック・メタル的なサウンドです。大部分が轟音。Voが演奏の後ろの方で金切り声をあげている感じ。SEのようなKeyの静かなパートもありますが、大部分が似たようなサウンドなので、ちょっと飽きるかも。でも、ところどころではっとさせられるような、かっこいい部分があったりして、あなどれません。ちなみにKimberlyはちょっとの曲でバックで歌っていたり、"Cry Of Marianne"ではアコギのような静かなギターとKimberlyのハーモニーな曲だったりします。なおプロデュースはバンドとDan Swanoが担当しています。 (純生)


THE HALLS OF ETERNITY / ANCIENT
 ノルウェー出身のブラック・メタル・バンドの'99年リリースのアルバム。過去のアルバムを最近続けて聴いています。これが最新作になるのでしょうか。これまでのアルバムに比べて音がますます良くなってきました。シンセの音がやたらクリアです。そしてリズム隊の音がやたらパワフルで、ずどどどどーってな感じで、パワー・メタルみたいです。ドライブ感がいいです。ギター・ワークもいかにもブラック・メタルな部分が多いですが、ところどころ正統派みたいなのが見え隠れします。これだけでも充分に個性的かも。なんか、パワー・メタルとブラック・メタルの融合みたいで、かっこいいです。基本路線は特に変わっていません。シンセを大仰に使い、でもメロブラにはならずに、ブラック・メタルであることを見失わずにいます。シンセやアコギによる静かな曲もあったりして。またこのアルバムでも女性Vo&Key担当のおねいさんがいます(前作ではあのKimberly Goss)。アルバムごとに女性メンバーを、ひっかえとっかえするのが趣味?(笑) 今回のおねいさんは、ソプラノVoではなくて、アルト声ですね。ちと色気ないです。雰囲気ものの曲ではふわふわした歌声を聴かせてくれますが。ゲスト参加しているJesus Christ!なる人の"I Madman"はちょっと毛色が違ったゴスっぽい曲です。カヴァーかなにかなのでしょうか??  (純生)


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