JUDGEMENT / ANATHEMA

 イギリス出身のゴシック・メタル・バンドの'99年リリースの5枚目のフルレンス。より静かに、より大人しくなった印象を受けます。悪い意味でです; きれいなサウンドではあるけど、メリハリがないせいか、すーっと耳から抜けてしまうような曲が多いように感じます。ギターやベースの音色は繊細だし、Keyによるサウンドの音世界もいいし、とっても上品な音作りではあるけど。ドラマティックなピアノ&ゲストの女性Voが印象的な"Parisienne Moonlight"から、静かに始まり、だんだんと力強いファスト・チューンになってしまう"Judgement"の流れは凄く好きですけど。トータル的には、いまいちかなあ。近年のアルバムのサウンド経緯からいったら、こういったアルバムが出来ることが、ある程度自然の流れなので、驚きはないです。ちょっと淋しい。 (純生)


THE SYMMETRY OF I THE CIRCLE OF O / ...AND OCEANS

 おそらくフィンランド出身の7人組シンフォニック・ブラック・メタル・バンドの'99年リリースのアルバム。白塗りはしていません。シンセとピアノが目立っていて、清涼感も感じさせてくれますが、要所要所では力強いブルータルな面も見せてくれます。Voはヒステリックに叫んでいます。めちゃくちゃいいとは思わないものの、オープニングの"Mechanic Hippie"は名曲レベル。その他の曲もなかなかいいです。マスターをJames Murhyが手がけています。作業をアメリカでやっているようなので、あの人なのでしょう。 (純生)


THE SYMMETRY OF I THE CIRCLE OF O / ...AND OCEANS

 こちらは上記と同じアルバムですが2枚組です。2枚組の存在も知ったので買ってしまった…というわけではなく、セール品で買ったら、たまたま聴いているアルバムの2枚組だったという; デジパック仕様で表のジャケットは全然違います。中に入っているブックレットのジャケは同じ。1枚目はまるっきり上記と同じで、2枚目はフル・アルバム仕様で、インストの暗いシンセサイザー・ミュージックをやっています。1枚目のラストに1曲だけ同じタイプのインストが収録されてますが、これの予告編みたいな感じなのでしょうか。ブラック・メタルのミュージシャンがこういったシンセサイザー・ミュージックをすることは特に珍しいことでもなく、新鮮味もなく、特に気に入った曲もなく、まあおまけみたいものですね。(純生)



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