NERVOUS LIGHT OF SUNDAY / NERVOUS LIGHT OF
SUNDAY
EMPRESSのライヴを見たハード・コア・バンドばっかりのライヴで見て、気に入ったバンドです。'03年リリースの3曲入りデモCDR。100円でした。EMPRESSと同じくメロデスなハード・コア・バンドです。デス声の選任Voがいて、楽器を兼ねるもう一人が普通声だったかな?
そんなVoの掛け合いが面白かったです。それからギター・ワークがかなり冴えていて、とてもメロディアスなフレーズを連発しています。メロデス好きな人ならば、ぐっとくるはず。メロデス好きではない私がぐっときているのは、何故でしょうね;
ハードコアらしい?激しさ、荒々しさも失われていないのがいいのかな。歌詞が日本語なのもいいです。普通声はとてもメロディアスに歌われています。また機会があればライヴも見たいです。 (純生)
WISHMASTER / NIGHTWISH
フィンランド産シンフォニック・メタルの最高峰NIGHTWISHによるサード・アルバム(国内盤、'00年)。北欧に宿っている神秘という叙情美をいたるところに散りばめた最高傑作『OCEANBORN』をいとも簡単に超えてしまう作品をリリースしてしまったNIGHTWISHに、刺客なし!
ターヤ・トゥルネンによるオペラティックなヴォーカルはさらに表情が豊かになっているし、ゴシック・メタルやブラック・メタルに通じるダークさはかなり減退したもののメロディにも磨きがかかっている。メイン・ソングライターであるツォーマス・ホロパイネンのKeyも雰囲気作りに、ソロにと相変わらずの活躍ぶりである。細かいところまで気を配っているのは痛いほど分かるのだが、いい曲を書かなければならないというプレッシャーからか少々窮屈に感じられてしまうところが唯一の難点であろう。母国フィンランドをはじめとするヨーロッパでブレイクしたことによって精神面における負担も尋常ではないぐらいに増したことだろうけれども、持ち前のセンスの良さでいかなる試練も乗り越えていってほしい。フルートの優雅な響きで幕をあける"Come Cover Me"(3曲目)は絶品! ジャケットは、EDENBRIDGEのデビュー・アルバム『SUNRISE IN EDEN』を手掛けた人みたい。(Little Rock)
CENTURY CHILD / NIGHTWISH
フィンランド産シンフォニック・メタルの最高峰NIGHTWISHによる4枚目(国内盤、'02年)。元SINERGYのベーシストであるマルコ・ヒエタラが加入してから、初となるフル・アルバム。ターヤ・トゥルネンとマルコ・ヒエタラのツイン・ヴォーカルは想像していた以上にマッチしていて、ヨーロピアン・メタルの上品さとハード・ロックに欠かせないワイルドさを融合させたことでさらに幅が広がったのではないかと思う。もはやゴシック・メタルという枠組みのなかで語ることができなくなってしまったNIGHTWISHだが、ある一つの領域に収めることができない性質ゆえに今後より多くのリスナーを惹きこみそう…セリーヌ・ディオンが歌い大ヒットした傑作バラード曲"My
Heart Will Go On"を彷彿とさせる壮大さに思わず感動してしまう"Forever Yours"(6曲目)や涙腺を刺激してやまないメロディに夜が更けるまで浸りたくなる名曲"Phantom Of The Opera"(9曲目)のカヴァーを除いても、充実した曲ばかりである。SONATA
ARCTICAをはじめとするフィニッシュ・メロディック・パワー・メタルも確かに良いけれども、もはやベテランの域に達したことを覗わせる楽曲作りが安心感を与えてくれるNIGHTWISHの凄さを肌で感じてほしい。EDENBRIDGEにゾッコンという方も是非! (Little
Rock)
REBELLION / SAMAEL
スイスのゴシック・メタル・バンドの'95年リリースの5曲入りミニ・アルバム。新曲3曲に、1stと2ndの別ヴァージョンを2曲収録です。タイトル・トラックはのりのりでアグレッシヴな曲。でもシンセが印象的なリフを出しているところが、このバンドらしくていいです。"I Love The Dead"はダークな曲なのに、サブの部分はやたらメロディアス。デス声でも歌メロをちゃんとつけているところがいいです。6曲目にシークレット・トラックが入っていますが、美しいメロディのインスト曲です。 (純生)
THE COLD WHITE LIGHT / SENTENCED
フィンランドのゴシック・メタル・バンドの7枚目のアルバムです。このアルバムは自分にとって、たしか、ゴシック・メタル初体験のアルバムだったと思います。最初はたしかラジオで流れていて、何かかっこいい渋声系ロック??だな〜〜と思い、そして買ったのですが、後になってこのバンドはゴシック・メタルバンドだと気づきました…(冷汗)。内容は渋声系のヴォーカルで、キーボード入りの、ややノリノリ・ロック?です(つまり、GOTHIC’NROLLです!?)。自分、最初にこのアルバムをなんとなく買ったのですが、今ではバリバリお気に入りです(笑)。特にこのアルバムの3曲目の"Brief Is The Light"は自分にとってBEST TUNEですね。 (クサブラメタラー)