MEMOIRS / THE 3RD AND THE MORTAL
 ノルウェーの女性Vo擁するゴシック・メタル・バンドの'02年リリースの5年ぶりの4th。前任のアン・マリ嬢はもういなくて、5人のゲスト・ヴォーカルを迎えています。男性Voもいます。もともと前作あたりから、わけわからない音楽性で、感想も書きづらかったのですが、本作はもっとメタルから離れてしまっています。というか、メタルじゃありません。ULVERやTHE GATHERINGがやっているトリップ・ホップっぽい感じもあります。Gary Mooreに教えてもらったドラムン・ベースな曲もあります。ジャズっぽいリズムの曲もあります。それらのリズムが力強く激しい曲などは、おお!と思っちゃうものがあります。女性Voの歌い方はジャズっぽい。歌メロがまったりとしていて、かなりいいです。特に"Thin Dark Line"が好きです。男性Voはあまり面白くないので、勘弁してもらいたいです。悪くはないけど。全体的には、みんながゴシック・メタルやりだしたので、同じことはしない!という女性Voゴシックの先駆者のプライドを感じるし、てゆうか単に飽きただけで、こういうのがやりたかっただけかもしれないけど。ともかく久しぶりにシーンに戻ってくるだけの意欲作ということで理解できる。  (純生)


DAS SCHACHBRETT DES TROMMELBUBEN ZACHARIAS / ANGIZIA
 オーストリアの男女Voによるゴシック/ブラック・メタル・バンドの'99年リリースの3rd。2ndまでのブラック・メタルに、それとは無関係なようにソプラノ女性Voがのるという、アバンギャルドなサウンドとはちょっと違っていて、もっと落ち着いた、ピアノやヴァイオリンが入るゴシック・メタル・サウンドをバックに、男性普通声とオペラチックな女性Voがデュエットする感じ。変態度が薄れているかもしれませんね。まあ、同じことをやっているよりはいいかもしれません。このアルバムはこれはこれで、驚く曲もあるし。で、"Das Schachbrett Des Trommelbulben Zacharias"はちょっとびっくり。ピアノが乱舞する疾走曲ですよ。このバンドにしては速い曲!という程度かもしれませんが、耳を疑います。"Der Essayist"はアコーディオンがイントロ部分で流れます。イントロだけでなく、本編に入るともっといいのになあ。ちなみにこのバンドのメンバーはKOROVA, SHINING OF KLIFFOTH, ABIGO, DARKWELL, EVENFALL, SIEGFRIEDあたりを掛け持ちしているようです; 全部って感じ;   (純生)


MYSTIC YOUR HEART / BLOOD STAIN CHILD
 日本の暗黒系メタル・バンドの1stフル・アルバムです。…なんか前作の1stミニに比べると、最初、シンフォニック度が減退したかな〜と思ったのですが、聴きこんでいく内に、んなぁことは、なかったです…(汗)。恐るべし、日本のバンドって思いました…他の日本のバンドだと、SHADOWやTYRANTも良いのですが、このBLOOD STAIN CHILDの場合は衝撃のレベルが、個人的に違うと思いました…確かにCHILDREN OF BODOMっぽさは多少ありますが、それでもオリジナリティがあって良いと思います。ただ、あえて文句つけると、このアルバムの最後の曲が終わった後の、空白時間が長いのは、頂けなかったです…   (クサブラメタラー)


EMPIRICISM / BORKNAGAR
 ノルウェーのゴシック・メタル・バンドの5枚目のアルバムです。このバンドの形態は、デス声+渋いオッサン声の組み合わせです。なんかこのバンドのクリーン・ボーカル、自分的に結構癒し系というか、おもわずなごみます…むしろ、温泉に入りたい気分です…このアルバムの中で、自分が特に気に入った曲は、2曲目の"Gods Of My World"です。あと、素朴な疑問なのですが、このアルバムのジャケの開けたバンドのメンバーの写真があるのですが、左から3番目の人、何かをうったえてそうで、おもろいです…。 (クサブラメタラー)


SEASON OF MIST - DECIBELS STORN / V.A.
 フランスのSEASON OF MISTレーベルにオーダーした時に、もらったサンプルCDです。知っているバンドばっかりですけど。BETHZAIDA…フルート入りヴァイキング・メタルですね。収録されている曲は遅いブラック・メタルっぽいけど、いいです。ANOREXIA NERVOSAのSEASON OF MISTレーベル時代の曲は初めて聴きましたが、全然今とは違いますね。暗いブラック・メタル? シンフォニックではありません。Voもなんか普通。DEMONIACはのりのりなブラック・メタル? やる気のないっぽい女声コーラス?がなんか印象に残ってしまいます。MEPHISTOPHELESはアトモスフェリックなシンセ・メインの遅いブラック・メタル…ゴシック・メタルな音像ではないんですよね。キュートな声の女性Voが入るのがいいです。アルバムも聴いてみたいですね。元AT THE GATESのメンバーによるOXYPLEGATZはスペイシーなゴシック・メタル。久しぶりに聴いたけど、やっぱりいい。HOLYレーベル所属のトラッド・バンドSTILL VOLKEも収録されています。ふぉーふぉーという笛系の変な楽器がいいですね。他には、HADES,DIABOLICAL MASQUERADE, LIMBONIC ART, BRUTAL TRUTH, CHRISTANSIA, FALKENBACH, AETERNUS, EDGE OF SANITY, STRYICON, ENTOMBED, KAMPFERを収録。   (純生)