SUICIDE SYMPONIES / BLACK HORIZONS
 出身国不明です…ま、北欧でしょう。ブラック・メタル・バンドの'03年リリースのアルバム。疾走しながらギターが泣きまくり。とてもギターのメロディが映えてます。叫ぶブラック声のVoが邪悪さを醸しだし、かちっとした音もいいです。最近はゆるいブラック・メタルしか聴いてないしで、速くて聴いていて疲れる部分もあるけど、逆に元気貰えますわ。かっこいい!と単純に思えるし。ああ、そうそうこれはDISSECTIONみたいだなーと思った。とバンド名で検索したら、肝心のバンド情報は釣れずに、DISSECTIONが釣れた。なるほどバンド名もDISSECTIONの1stの1曲目からとったのかな。(純生)


REMEDY / SPINAL CORD
 ポーランドのデス/スラッシュ・メタル・バンドの'04年リリースのアルバム。そんなに疾走するわけでもなく、聴かせてくれる感じでの疾走です。ツイン・ギターによるギター・ソロが聞こえてくると、もろにSLAYERがお手本なのかなと思ってしまいます。そうですね、ギターがテクニカルっぽいプレイをしているのもちょっと印象的。Voはデス声、そんなに力強いわけじゃない。全体的には個性薄い…ただ、ギターの音色、プレイはとてもよいので、この部分を更に強化してくれれば、次作も聴いてみたいかも。http://www.spinalcord.metal.pl/ (純生)


INHERITANCE / ESQARIAL
 ポーランドのテクニカル・デス・メタル・バンドの'03年リリースの3rd。私が手にしているのは'04年にアメリカのCRASHというレーベルからリリースされたものです。初めて聴きます。かちっとしていて、正統派メタルっぽい曲調で、テクニカル・メタルっぽいギターのフレーズがちりばめられ、Voはデス声で吠えています。またコーラスは普通声で。デス声以外からは、デス・メタルというのはあまり感じられず、プログレ・メタルをわざわざデス声で歌っているという逆の解釈もありかと。余計なお世話ですが、デス・メタル・ファンからはこんなのふぬけだと言われ、プログレ・ファンからはこんなデス声Voはだめだと言われ、敬遠されてしまいそう…あっ他から煙たがられるジャンルの狭間を聴くのが私の使命ではないか! と使命感に燃えたところで、でもそんなに好きにはなれないのでした。(純生)