SHED NO TEAR / MOONCHILD
デンマークの女性Vo擁するゴシック・ロック・バンドの'93年リリースのアルバム。'98年リリースの『MELOMANIA』を以前に聴いた時は、その力強いサウンドにゴシック・メタルであることを疑わなかったし、THE
GATHERINGの名盤『MANDYLION』を引き合いに出してさえもいたのですが。本作を聴くと、'93年という時代もそうだし、この音のすかすか感、軽さにとってもがっかりします。ギターはちゃらちゃらした音だし;
全然ゴシック・メタルじゃないじゃん; おねいさんの歌声もけっこう軽く歌っていて、Annekeを引き合いに出していたのは一体なんだったんだと思うのですが。まあタイトル・トラックなどでは、Annekeっぽい力強い歌声を聴かせてくれているのでほっとします。まあ、今後は中古で見つけたら買うことにします。(純生)
THE BEAST WITH TWO BACKS / INKUBUS SUKKUBUS
イギリスの女性Vo擁するゴシック・ロック・バンドの'03年リリースのアルバム。'80年代から活動しているバンドですが、'03年ということでか、結構低音が効いているサウンドです。ま、適当に速い曲が多くて、いかにもゴシック・ロック的なサウンドなわけで、深みとかはまるでありません。おねいさんの歌声は軽いロックを歌うような感じ。明るいんですよね;
こんな悪魔チックなバンド名なのに、オフィシャル・サイトでは、爽やかな笑顔で歌っているおねいさんの写真が気になります;
まあ、特にいい曲も見つからないし、以前唯一聴いている『WYTCHES』とほとんど同じ感想書いているしで、今後は中古で拾うことにします。悪魔2人が抱き合っているというジャケットをデザインしたペンダントの鎖なしの?がCDケースの隙間に入ってます。(純生)
GOTHIC CLUB CLASSICS / V.A.
SPVレーベルから、'01年リリースの2枚組、ゴシック・ロックとゴシック・メタルのコンピレーション。32曲収録。パイプ入りゴスのTANZWUTはやっぱりいいです。IN EXTREMO好きな人にお薦めです。UMBRA ET IMAGOはRAMMSTEINみたいですが、男性Voの低い声がかっこいいです。ギター・リフもざくざく。FIELDS OF THE NEPHILIMは久しぶりに聴くけど、かっこいい。ゴシック・ロックですが、かなりメタルちっく。THE CULTもVoの咆吼がかっこいいです。FAITH AND THE MUSEはソプラノ女性Voの合唱が素晴らしく、リズムもなかなか激しく、なかなか面白いかも。DREADFUL SHADOWSはライヴ音源ですが、アルバム未収録音源かなあ。初めて聴くゴシック・ロックのバンドが多いのですが、ほとんど印象残らなかったです。なかなか厳しいです。女性Vo曲が少ないからかも;
合間に出てくるゴシック・メタルの曲にのみ心躍るような。TYPE O NEGATIVE. PARADISE LOSTの"Say Just Words", THE 69 EYESの"Gothic Girl"。他にはBAUHAUS, THE DAMNED, DAVE BALL, CATASTROPHE
BALLET, SEX GANG CHILDREN, SCHWEFEL, PHILLIP
BOA AND THE VOODOO CLUB, TONES ON TAIL, MARQUEE
MOON, MARC AND THE MAMBAS, SPECIMEN, THE
MISSION, BEYOND THE WALL OF SLEEP, THE ARCH,
THE CASSANDRA COMPLEX, THE CRACK OF DOOM,
THE FAIR SEX, SKELETAL FAMILY, MALARIA, ANDI
SEZGANG WITH MARC ALMOND, THE GARDEN OF DELIGHT,
DIE ARZTEを収録。(純生)