CANTA TRONIC / SNAKESKIN
スイスのゴシック・メタル・バンドLACRIMOSAのTilo Wolffによるゴス/インダストリアル・プロジェクトの'06年リリースの2nd。1st『MUSIC FOR THE LOST』よりも、分かりやすいのりのりの曲が多くて気に入りましたよ。Tiloも歌いますが、おねいさんが歌ってくれる曲の方が素敵です。はじけまくっていますよ。正しいゴシック・メタルにはあり得ない大きなリズムにわくわくします。オープニングの"Etterna"は3ヴァージョン収録されているせいか、すっかり名曲扱い。おねいさんのソプラノ声での明るい元気なハーモニーがいいです。2ヴァージョン収録されている"Bite Me"も前述の曲と同系の曲ながら名曲です。この曲はGothic Metal Gatheringで聴いて、すぐに気に入ったのでした。静かな曲もあって、そっちはまあまあ。とことん、激しくピコピコしてくれる曲が好きだなあ。(純生)
HIDDEN IN UNSPOKEN WORDS... / NORMA JEANNE
大阪のメロディック・デス/ゴシック・メタル・バンドの'01年リリースの3曲入りCDR。LIGHTS OUTレーベルから。1stフルレンス『MIND REMAINS HERE』が'03年ですから、その前の音源です。大阪のゴシック・メタル・バンドeleanorの前身バンドになります。後期NORMA JEANNEが一度他のバンド名になって、そしてeleanorになったんでしたっけ? この音源作成時のメンバーは今のeleanorには残っていないみたいです。Dsはちょっと前までeleanorにいましたけど。メロデスな曲もゴシック・メタルな曲もやってます。男性デス声がメインで、ゴシック・メタルな"On The Edge"には女性Voも入ってきます。だらだらした曲調がなかなか心地よいですよ。他の2曲はちょっと速いなあ; (純生)
THE HIDDEN AGENDA / ATTRITION
イギリスのゴス/インダストリアル・バンドの'93年リリースのアルバム。HYPERIUMというレーベルからです。聴くのは4枚目です。このバンドはアルバムによってサウンドがかなり違うのでしょうか。以前聴いたPROJEKTレーベルからリリースされた『ETUDE』は暗いフォークといった感じでしたが、本作はアグレッシヴなピコピコのサウンド。低音の男性Voと女性Voのデュエットで、どちらかというと明るい曲調です。まあ、決して個性的な音とは言えないかなあ。印象的な曲はありますけど。(純生)